Knowledge Integration through Detecting Signals by Assessing/Scanning the Horizon for Innovation

KIDSASHI:きざし

Knowledge Integration through Detecting Signals by Assessing/Scanning the Horizon for Innovation

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執筆者:横尾 淑子(上席研究官)
植物の根が水分の多い方向に根を伸ばす「水分屈性」は、地上では重力の影響に隠れてしまい、長く証明されていませんでした。近年、宇宙環境での検証実験や植物ゲノム解読などにより、応答機構の解明が着実に進展しました。今後、このような植物の環境応答の仕組み解明が環境ストレス耐性に優れた植物の作出へと発展することが期待されます。
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執筆者:林 和弘(上席研究官)
従来の研究助成団体は、助成対象の研究について報告書の提出は義務づけていますが、多くの研究者は別途論文を執筆して学術ジャーナルに投稿し、その成果をもって次の研究費ないしは昇進につなげています。研究者コミュニティごとに長く受け入れられている学術ジャーナルが存在し、その論文が主張する研究の内容は、査読(ピアレビュー)によってその質が担保されており、一定の質が保証された論文発表が研究を発展させる最も重要な手順であると認識されています。この学術ジャーナルを利用した研究成果公開の仕組みに、非営利研究助成団体が一石を投じています。
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執筆者:浦島 邦子(上席研究官)
今世紀後半に人為的な温室効果ガスの排出をゼロにするためには、化石燃料依存から脱却をすることが必要です。そのための経済からのアプローチとして、世界の金融機関で再生可能エネルギー事業への投資、グリーンボンドや環境プロジェクトへの融資など、環境に資する資金提提供、“グリーンファイナンス”を進めています。
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執筆者:蒲生 秀典(特別研究員)
一般社団法人メディカル・イメージング・コンソーシアム発のベンチャー企業であるカイロス株式会社は、国立研究開発法人国立成育医療研究センターとNHK放送技術研究所の共同研究成果を基に、医師が一人で持てる超小型軽量の超高精細8K内視鏡を開発しました。心臓やがんなど長時間の手術にも使え、細い血管やがん細胞と正常細胞の境界がより正確に分かるようになり、手術の精度・安全性の向上が期待できます。また、大画面モニタに表示することで、複数の医師・看護師がリアルタイムに同時に見ることが可能となり、的確な判断や人材の育成にも役立ちます。