Knowledge Integration through Detecting Signals by Assessing/Scanning the Horizon for Innovation

KIDSASHI:きざし

Knowledge Integration through Detecting Signals by Assessing/Scanning the Horizon for Innovation

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執筆者:蒲生 秀典(特別研究員)
2019年6月13日、欧州委員会は「100 Radical Innovation Breakthroughs for the future」を公表しました。将来に向けグローバルな価値創造に大きな影響を及ぼし、社会的ニーズに重要な解決策を示す可能性のある、100のラジカル・イノベーション・ブレークスルーを提示しています。
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執筆者:蒲生 秀典(特別研究員)
化学薬品や創薬・新材料開発の劇的な高速化・高効率化を目指し、量子コンピュータ開発と量子化学計算への適用が産業界を中心に活発化しています。実用化への最大の課題である量子状態の持続(コヒーレンス)時間を伸ばすためには、材料の結晶性の向上など、高度な材料・プロセス技術の研究開発が必要となっています。
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執筆者:蒲生 秀典(特別研究員)
国際標準化機構(ISO)では、データ品質規格の中核と位置づけられるISO8000(Data Quality)の新規パート開発と適用が活発化しています。既に国内外で普及するISO9000 では、ビジネスプロセスに関する品質・マネジメントを対象とするのに対し、ISO8000 は、そこで扱われる様々な「データの質」を対象としており、組織間・システム間で情報交換する際のデータ品質要件や評価方法・プロセスを定める規格です。今後、ビッグデータの利活用拡大やIoT(モノのインターネット)・AI(人工知能)の普及によって、「データの質」の重要性が高まることが予想されるため、ISO8000 は、工業分野に留まらず、サービスや医療分野、さらには行政や公共機関が公開する各種データベースにも関わる可能性があります。
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執筆者:中島 潤(特別研究員)
"軽くて強い" "展開収縮できる"という折紙の特徴や機能を製品や構造物に生かす「折紙工学」の研究活動、またその成果として製品創出に向けた動きが活発になってきています。 今まで私たちが最適だと考えていたモノに対しても、この「折紙工学」の概念を取り入れた、更に強くて軽い製品や構造物が登場するかもしれません。
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執筆者:蒲生 秀典(特別研究員)
早稲田大学先端生命医科学センターの研究グループは、高分子膜をナノオーダーに極薄く形成すると下地との密着性が増大することを見出し、粘着剤を使わずに生体組織表面を覆うことができる高分子ナノシートを開発しました。生体に適合し強い密着性を示すナノシートは、細胞・感受性色素・導電性インクなど様々なものを搭載するプラットフォームとしての高い拡張性をもっています。今後ウェアラブルデバイス、さらにはインプランタブルデバイスへの応用展開が期待されます。
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執筆者:中島 潤(特別研究員)
化学物質の検出など様々な化学操作を小さなチップ上で複数同時に行って化学分析ができるマイクロ流体デバイスを、“紙製”にする研究開発が進んでいます。紙製の特徴である安価で扱いが簡便な分析デバイスの供給や、分析対象や分析手法の拡大などに伴い、医療や環境調査など様々なシーンでの活用が期待されています。
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執筆者:中島 潤(特別研究員)
世界では人口増加に伴う衛生的な水の不足などから、水の使用量をいかに減らすかが重大な社会的ニーズとなっています。 株式会社TBMでは、石灰石を60%以上含み、かつ原材料調達から製造・製品化まで極めて少ない水の使用量で、紙の代替品となる可能性を秘めた新素材LIMEX(ライメックス)を開発しました。 今後、広く産学官を巻き込んだオープンイノベーションなどを通じ、より広い意味で産業化し、グローバルに新たなイノベーションを起こしていく取り組みが期待されます。
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執筆者:蒲生 秀典(特別研究員)
超小型人工衛星の開発・利用が世界で活発化しています。しかしながら、小型軽量が求められる超小型衛星に推進機(エンジン)を搭載した例はほとんどないのが現状です。2017年3月、横浜国立大学と京都大学の研究グループは、電気推進の新技術であるエレクトロスプレースラスタを開発しました。推進剤として重いボンベを不要とするイオン液体を用い、マイクロチップ化したイオン源をスラスタに適用することで、小型軽量化の原理実証に成功しました。推進機を搭載できれば衛星自身が軌道を任意に選択でき、ビジネスや宇宙利用の幅が大きく広がり、さらに宇宙デブリの低減にも貢献できます。
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執筆者:蒲生 秀典(特別研究員)
一般社団法人メディカル・イメージング・コンソーシアム発のベンチャー企業であるカイロス株式会社は、国立研究開発法人国立成育医療研究センターとNHK放送技術研究所の共同研究成果を基に、医師が一人で持てる超小型軽量の超高精細8K内視鏡を開発しました。心臓やがんなど長時間の手術にも使え、細い血管やがん細胞と正常細胞の境界がより正確に分かるようになり、手術の精度・安全性の向上が期待できます。また、大画面モニタに表示することで、複数の医師・看護師がリアルタイムに同時に見ることが可能となり、的確な判断や人材の育成にも役立ちます。
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執筆者:蒲生 秀典(特別研究員)
盗聴者がいると必ず検知できる究極に安全な通信技術として量子暗号通信の実現に向けた研究開発が活発化しています。横浜国立大学とドイツの共同研究グループは、ダイヤモンドを利用した量子テレポーテーションの実証に成功したと発表しました。量子テレポーテーションは量子中継を可能とし、世界規模で安全な量子情報通信ネットワークを実現する技術として期待されています。